宮本武蔵

2014年3月15日 日常
殺陣 想像してた以上によかったです。
でも話の展開が早すぎて・・・。
まだ一度しか見ていないので、とりあえず感じたことを。

全8巻もある原作物を2夜5時間で纏めるには ある程度説明の部分が多くなるんだろうな~とは思っていました。
なので今日の2時間半は明日の「吉岡兄弟」「下がり松」そして「佐々木小次郎」に向かう序章。
登場人物が多すぎて少し話が緩慢になってしまうのは仕方ないのかな。
光悦親子は要らなかったかもしれませんが、そうすると吉野太夫にも繋がっていかないので難しいところ。
お通との絡みがたくさんありましたが、基本すれ違いでよかったんでは?最後の「巌流島」決戦の前に初めて二人の気持ちが寄り添うってことで。
何よりも武蔵の心の動きをもっと掘り下げてもらいたかった。


原作の中の武蔵は剣豪と呼ばれるはるか前 出世を夢見る若き日の青年。
いつも誰とでの対決でも自分より相手の方が上かもしれないと恐れ それゆえ必死で戦っていきました。
あの時代 誰に師事したかどこの道場で修業したかが重要だったようですが、武蔵は敢えてそれをせず 常に真剣勝負により自分だけのスタイルを築いていったようです。
勝った後でも自分への戒めは忘れず 失敗したことを書き留めておく慎重な性格。
ある程度「名」が通り始めると 剣術家より政治にも魅力を感じてる風。
一方女性にはめっぽう弱く 特にお通が絡むとそれはもうただの若者になってしまう。
その「お通」は良い言葉で言うと一途。ほとんど静かなストーカー状態。 

今日のドラマの武蔵は 今まで私が思っていた武蔵そのものではありました。
でも原作を読んだ後の印象はちょっと違うんですよね。
いろんなことに戸惑い・迷い 傷ついて それでも常に上を目指して生きていく・・・そんな感じです。

もっともっと武蔵を追い込んでいって欲しかったな~と。
結局は 木村さんの追い込まれてますます映える姿を見たかっただけなんですが(笑)

明日に期待です。

今からリピしてまた気付いたことは後で。




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