通夜・葬式って何のために誰のためにあるんでしょう。
もう10年以上も前になりますが、父を亡くしました。
たった3ヶ月の闘病であっけなく逝ってしまい 残された母と私たち姉妹は気持ちの整理もつかないまま 通夜・葬式を慌ただしく終えました。
あの時は「なんでこんな悲しい時に わざわざ人を招いて気を使わないといけないんだろう」とか 「もっとゆっくりと父を見送ってあげたいのに」などと マイナスなことばかり考えていました。
病気で身内を亡くすと それまでの付き添いや看病で身も心もボロボロです。
私の場合はたったの3ヶ月でしたが、長く入院された方だともっと大変でしょう。
そんな体でまだ2日も3日も儀式に出ないといけないなんて。
でも 最近は違った見方をするようになってきました。
もし 通夜・葬式があの時なかったら、私たち残された家族は きっと淋しさと辛さに押しつぶされていたかもしれません。
私も妹も結婚してはいましたが ずっと父に精神的に依存していましたし、母は私たちよりももっと頼っていました。
そんな父が明日からもういないという現実を受け止めきれなかったかもしれません。
でも 通夜・葬式という公式の場に突然立たされて 母は母で「最愛の父親を亡くした娘たちを支えて 自分がしっかりしなければ」という気持ちになり 私と妹は「父母二人で年老いて行こうと決め 二人の娘を嫁に出してしまい 一人ぼっちになってしまった母を助けて行こう」と決心できました。
そう 一番辛くて悲しい時に忙しくて いろんな雑多なことを共に片付けなければいけない状況を与えられたからこそ あの時を乗り切れたのかもしれません。
そして 父が生前お世話になった方々に 父に変わってお礼も言えました。
一緒にたくさん泣きました。
1週間ほどはいろんな雑事に追い回されて終わった後はもうクタクタで おかげで関連行事が終わった夜は泥のように眠れました。
月日が経つにつれ 淋しさは懐かしさにと変わっていきます。
もちろん 喪失感はいつまでもありますが 今では 私が元気なうちに見送れたのが父に対する最後の親孝行だったのかな~?と思えるようになりました。
親より先に逝ってしまうのは最大の親不孝だといいます。
人にはそれぞれ寿命があり いろんな事情で親より先に死んでしまう人もたくさんいらっしゃいますが、出来るなら私は母を看取ってから・・・と最近強く思っています。
悲しいときはうんと泣いていい。
我慢しないで・・・。
大好きな木村さんのドラマが来月から始まるよ。
きっとその時に笑顔を思い出すから。
もう10年以上も前になりますが、父を亡くしました。
たった3ヶ月の闘病であっけなく逝ってしまい 残された母と私たち姉妹は気持ちの整理もつかないまま 通夜・葬式を慌ただしく終えました。
あの時は「なんでこんな悲しい時に わざわざ人を招いて気を使わないといけないんだろう」とか 「もっとゆっくりと父を見送ってあげたいのに」などと マイナスなことばかり考えていました。
病気で身内を亡くすと それまでの付き添いや看病で身も心もボロボロです。
私の場合はたったの3ヶ月でしたが、長く入院された方だともっと大変でしょう。
そんな体でまだ2日も3日も儀式に出ないといけないなんて。
でも 最近は違った見方をするようになってきました。
もし 通夜・葬式があの時なかったら、私たち残された家族は きっと淋しさと辛さに押しつぶされていたかもしれません。
私も妹も結婚してはいましたが ずっと父に精神的に依存していましたし、母は私たちよりももっと頼っていました。
そんな父が明日からもういないという現実を受け止めきれなかったかもしれません。
でも 通夜・葬式という公式の場に突然立たされて 母は母で「最愛の父親を亡くした娘たちを支えて 自分がしっかりしなければ」という気持ちになり 私と妹は「父母二人で年老いて行こうと決め 二人の娘を嫁に出してしまい 一人ぼっちになってしまった母を助けて行こう」と決心できました。
そう 一番辛くて悲しい時に忙しくて いろんな雑多なことを共に片付けなければいけない状況を与えられたからこそ あの時を乗り切れたのかもしれません。
そして 父が生前お世話になった方々に 父に変わってお礼も言えました。
一緒にたくさん泣きました。
1週間ほどはいろんな雑事に追い回されて終わった後はもうクタクタで おかげで関連行事が終わった夜は泥のように眠れました。
月日が経つにつれ 淋しさは懐かしさにと変わっていきます。
もちろん 喪失感はいつまでもありますが 今では 私が元気なうちに見送れたのが父に対する最後の親孝行だったのかな~?と思えるようになりました。
親より先に逝ってしまうのは最大の親不孝だといいます。
人にはそれぞれ寿命があり いろんな事情で親より先に死んでしまう人もたくさんいらっしゃいますが、出来るなら私は母を看取ってから・・・と最近強く思っています。
悲しいときはうんと泣いていい。
我慢しないで・・・。
大好きな木村さんのドラマが来月から始まるよ。
きっとその時に笑顔を思い出すから。
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