理想を言えないドラマなんて…

初めて携帯から書いてみました。いつもと感じが違ったらすいません。

あるところで南極大陸とミタの比較記事を読んで、ちょっと違うんじゃないか？と思ったので。

南極大陸は暑苦しい情熱で人を動かそうとし、一方のミタは感情を抜きにしてすべてお金で動く。
お金で動く方が現実的だから受けていると。

実際視聴率がいいドラマだから、なんでも言えるんだと思いますが、ミタが受けているのは奇抜な設定と奇抜な人物像だと私は思っています。

だからあのドラマを何回もリピしてみようと思う人はかなり少ないんじゃないでしょうか…。
あのドラマはあれで成功だと思いますが、あれと南極を比べるのが土台ナンセンスです。

ミタと比べるなら「11人もいる」とかでしょうか。11人もいるは今期ずっと見てる数少ないドラマのひとつです。
設定が実に面白い。おじいちゃんだと思ってたら実はおばあちゃんだったとか、血の繋がってない子にしか広末が見えないとか…
私はミタよりもこっちの方が面白さでは上だと思っていますが数字は逆。
ミタは初回でつまらないと判断して見ていないので、それからずいぶん変わったのであれば分かりませんが。

「南極大陸」は過去実際にあった事実を元に今　日本人に思い出して欲しい事や人は金銭だけではなく、あらゆる情（愛情・人情・感情その他）が必要ではないかと問うているんではないでしょうか？

理想を問うドラマがあってもいいと思います。

ただ今年私達は自然の前で　ただ立ちすくむしかないような出来事に遭いました。まだまだ悲しみの中で時が止まっている方も大勢いらっしゃるでしょう。
ドラマであっても悲しいものには触れたくない、見たくないと思っていらっしゃる方は多いと思います。
時が経ち　前に向かおうと思った時　是非見ていただきたいドラマだと思います。